最近飲み会続きで体の調子がよくないな~
こんにちは、串です。
今回はそんな悩みに応えていきます。
結論、ナイアシンが強い味方になってくれます。
【本記事の内容】
- 二日酔い、睡眠等に関与するナイアシンの効果
- サプリメント摂取のタイミング
- 摂取時に起こるカラダの反応と注意事項
ナイアシン(ビタミンB3)はエネルギー代謝に必要な酵素の働きを助ける「補酵素」の一種。
酵素とは、消化・吸収・代謝に大きく関わるタンパク質を主成分とした体内物質です。
ナイアシンにも2種類あり、ナイアシンをニコチン酸、ナイアシンアミドをニコチン酸アミドと言ったりします。
ニコチンといってもタバコに含まれるものとは全く別物で、毒性はなく、私たちのカラダに必要な成分です。
ナイアシンの主な3つの効果
- 二日酔いの予防
- 睡眠の質向上
- 不安感の緩和
500種類以上の補酵素として働くナイアシン。
全栄養素の中でも反応が目に見えて現れる珍しいビタミンです。
他にも、アレルギーや肌環境の改善、糖質の代謝にも作用します。
今回は上記3点についてご紹介します!
二日酔いの予防
アルコール→肝臓でアセトアルデヒドに変換→ナイアシンを使って分解
ナイアシンの摂取が十分でないと、毒素が体内に残ったままになるため二日酔いが起きます。
翌日の仕事にも万全で臨めるよう、積極的に摂取しましょう!
睡眠の質向上
トリプトファンという必須アミノ酸はセロトニン(幸せホルモン)よりもナイアシンの生成を優先してしまうため、極力ナイアシンを十分に摂取しておく必要があります。
セロトニンは12~16時間後にメラトニン(睡眠ホルモン)へ変換されます。
なので、朝にはセロトニンを十分に作っておけるように、ナイアシンは夜寝る前に摂っておくと効果的。
逆算すると、朝7時頃にセロトニンを作っておけば、ちょうど19:00~23:00の間に眠気が来るようになります。
しっかり眠れて、スッキリ目覚めて、朝の憂鬱な気分を一掃出来たらQOL爆上がりですね!
不安感の緩和
ナイアシンは脳内神経伝達物質の調整に関与し、統合失調症やうつの治療にも使われています。
ストレス過多の毎日の助けになりますね・・・
効果的な摂取のタイミング
- 飲酒の30分前
- 就寝前
- 朝・昼・夕飯後
それぞれ得たい効果によって効率的な摂取のタイミングが異なります。
飲酒の30分前
ナイアシンの血中含有量は、おおよそ摂取後1.5~3時間でピークに達し、緩やかに減少します。
また、飲み会の最中に糖分を摂取すると、二日酔いや胃もたれを防ぐことができます。
これは、肝臓のエネルギー源が糖質だからです。
夜の就寝前
セロトニンはメラトニンを作る原料。
寝る直前~30分前をオススメします。
何故なら、日中の摂取はナイアシンフラッシュが起きて日中の活動を妨げる可能性があるからです。
理由は注意事項にて記載します。
朝・昼・夕飯後
日中は幸せホルモンがドバドバで気持ちスッキリ。
睡眠中は睡眠ホルモンがドバドバでぐっすり眠れる最高のサイクル!
摂取時の注意事項
摂取後30分程で皮膚にピリピリした刺激や、かゆみ、赤みを帯びたりするナイアシンフラッシュという現象が起きます。
私はこのピリピリ感も好きで飲んでます。笑
体内のヒスタミン(かゆみ物質)が放出される現象で、これがアレルギーの改善に繋がったりします。
私は花粉症の症状がめちゃくちゃ軽くなりました。まじ神。
ただ、人によっては頭痛や蕁麻疹に繋がることがあるようなので注意。
食後に飲む
効果が薄くなることもないのでご安心ください。
ナイアシンフラッシュが起きないタイプを飲む
経験上、タブレットタイプはフラッシュが起きませんでした。
カプセルタイプであっても、ナイアシンアミドならフラッシュは起きません。
心配な方は、フラッシュフリーと記載されたナイアシンサプリから始めていきましょう!
まとめ
- 二日酔い予防:飲酒30分前にナイアシン摂取でアセトアルデヒドの分解促進
- 睡眠改善:夜就寝前の摂取でセロトニンの生成を優先させ、メラトニンの原料を増やす
- 精神安定:毎食後の摂取でセロトニンの生成を促す
ナイアシンは粘膜維持、脳の神経伝達の正常化、糖質の代謝やアルコールの分解補助等、様々な分野で活躍する栄養素です。
積極的に摂取して、活力溢れる毎日にしていきましょう!
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